音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

ピアノ指導

本質を伝える

時折、あるピアノの先生のブログを訪問しています(はてなブログではないです)。 私よりもずっと年配のその先生は、何十年と続けた指導法を、ロシアメソッドに出会い、ガラッと変えた方です。 これはなかなか出来ることではないと思います。 何十年と続けた…

意識を育てる

ピアノという楽器は、鍵盤を押せば誰でも、いとも簡単に音が出てしまいます。 だからでしょうか。 何故か、ピアノを弾いている人の多くが、他の楽器をやっている人よりもずっと、音に対する意識が低いという現実がいまだに、特にここ日本では多いのです。 そ…

音楽を教えるとは?

今日は、こちらの動画をご紹介します。 youtu.be すでにご覧になっている方がいっらしゃるかもしれないですが・・ ドイツ在住の声楽家、車田さんのチャンネル、最近知ったのですが、 音楽教育や音楽に対する考え方が共感するところが多いので、 興味深く見て…

易しい曲

こんにちは。 地元の市内の小学校はいま、運動会シーズンです。 先日、母校から練習のようすが聞こえてきて、 サン・サンサーンスの「白鳥」の音楽が・・ いったい、「白鳥」でどんな演技をするんだろう??と興味津々です。 この時期の紫外線は気をつけない…

音のしっぽ

導入期の生徒さんのレッスンで行っているのが、 「音のしっぽを聴こう!」 というもの。 これは、樹原涼子先生の『プレ・ピアノランド①』(音楽之友社)に 「しっぽさがしゲーム」として載っています。 耳を育てるのにとても良い内容だと思います。 その「音…

しっかり弾き

「鍵盤の下までしっかり弾きなさい」 「音の粒をそろえなさい」 私もこういった教育を受けていましたが、 今でもよく見られる光景です。 この「しっかり弾き」 いろいろなことがわかってきた今では、 私自身はこのような指導をすることをやめました。 デメリ…

耳が育てる

ピアノ上達の秘訣はいくつかありますが、 もしひとつだけ答えるとしたら、 耳が大事 と言います。 一にも二にも三にも耳です。 そして、ピアノに唯一触れているのは指ですから、 もちろん指も大事なのですが、 その指を育てるのは、やはり耳だと確信を持って…

オンラインレッスン

こんばんは。 コロナの感染者数が増えてきていますね。 今のところですが、 私自身も家族も、そして生徒さんもみんな元気です。 できるだけのことをして、なんとか乗り切りたいですね。 普段から出張レッスンで伺っている生徒さんたちと、 来週はオンライン…

手は何のために??

突然ですが、クイズです。 ピアノを弾く、ということにおいて 手や指は何のためにあると思いますか? 答えは1週間後に載せたいと思います。 とっっっても大事なことなので、 よぉ~く考えてみてくださいね。 というわけで今日はここまで! また書きます。

弾く前に聴く

ピアノで大事なことは 弾く前に聴くことです。 これは、音を出すその前に 心の中でこれから弾く音をイメージする ということ。 これが、本当に大事。 そうして、その音にふさわしいからだの使い方をしていく。 ピアノを習っているみなさん いきなり弾こうと…

どんな演奏が好き?

ピアノを習っているみなさんは どんな演奏が好きですか? 「えっそんなこと考えたことない・・」 なんて声が聞こえてきそうですね(笑) でも、自分がどんな演奏が好きかを考えることは ピアノの上達につながると思うのです。 そのためには 聴く。 とにかく…

弾く前が大事

ピアノは、弾く前、音を出す前が大事です。 何も考えずに音を出す、弾く、 ということを習慣にしてしまうと、 その人はその後もずっと、 本人が気づくまで、そのようにピアノを弾いてしまうでしょう。 ピアノを習っている皆さん ピアノに向かって弾く前に、 …

ピアノで大事なこと

ピアノの上達で一番大事だなぁ、 と私が思うことを書いてみます。 それは、「耳を育てること」 そして、「音楽を感じる、イメージできる心を育てること」。 音楽ですから、 耳を育てることが、何より大事。 そして、イメージがあっての演奏ですから、 音楽を…

ピアノの先生の仕事

ピアノの先生の仕事は、生徒にピアノを教えることです。 でも。 それだけではない、と私は考えています。 ピアノを弾くことは、簡単ではありません。 そのことをわかっているのは、私たちピアノ講師です。 だから、レッスンに通って来てくれる生徒さんたちに…

スピード・情報化社会だからこそ

こんにちは。 ピアノ講師の藤川淳子です。 今は「スピード社会、情報化社会」といわれ、 世の中の変化が早く、また情報に溢れていますね。 そんな時代にあって、ピアノを習っている子どもたちへの 私からのメッセージを伝えたいと思います。 今の子どもたち…