音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

楽器を大事にする

新年明けましておめでとうございます^^

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

今年も日々を大切に、ピアノを通して何かを伝えていけたらと思っています。

 

 

ウィーンの街並み。ドナウタワー、だったかな?そこから見えた眺めです、たしか。。
なにせ10年以上前のことなので。。

 

 

 

ピアノとは関係なく極々個人的な目標としては、昨年某フリマアプリで出品デビューし、モノを少しずつ減らしているのですが、今年はさらにさらにモノを減らして軽やかにいきたいと思っています。

やっぱりモノが少ない方がいいですよ、うん。

 

自分自身のピアノは、3月に発表会を控えていますが、あまり気張らず、発表会後はさらにゆるりとマイペースにやっていこうと思っています。

(まあでも、弾きたい曲はたくさんなので、あんまりのんびりもどうなんでしょう)

 

 

さて、早速ですが、私の年末のピアノルーティンがあったので書きたいと思います。

 

・・・年末??

そうなんです、大晦日の日に毎年やっていることなんですが、やりながら、

「あ、これ記事に書けば良かったな」と思いまして。。

 

もう年明けちゃいましたが、今ならまだ間に合う??

ということで、、、

 

といっても、ワックスがけをする、というだけです。

 

 

毎年、大晦日の日に家族が紅白を見ているときに、ひとりピアノを弾いているんですが(紅白見ません💦というかテレビほとんど見ません・・)、普段より軽めに弾いたあと、1年の感謝の気持ちと、また来年もよろしく!という気持ちを持ってワックスがけをするんです。

 

これは、我が家にグランドピアノが来たときから、いつまにか(自分だけの)恒例になっているものです。

 

最初に軽くほこりを取ってから、柔らかい布に少量ずつワックスを染みこませて、ピアノ全体をくまなく拭いていきます。

 

これ、やったことある方はわかると思うんですが、結構腕疲れます。。

グランドピアノですから。あと椅子にもやります。

 

でも、年末食べ過ぎが続いていたからだには良い運動?な気がして、音楽かけながら歌いながらやっていたことも。

トータルで大体40~50分くらいかかります。

 

私の場合は、普段の拭き掃除のときにはやらない椅子や脚の部分など、結構隅々までやるので、このぐらいかかってしまう。。

 

でも、ていねいに拭いていると、「この1年一緒に歩んでくれてありがとう!」という気持ちと、「また来年もよろしくね!」という気持ちが自然にわいてきて、きれいになると新たな気持ちで楽器と向き合える気がして、個人的にはオススメです。

 

使っているワックスです。

 

 

ちなみに、毎朝必ずピアノのホコリを拭き取る、というのもやっています。

これもやはり、今のピアノが来てから自然と行っていることです。

すっかり習慣になっているので、やらないとなんだか気持ちが悪いんですよね。

 

 

毎朝の拭き掃除と、年末のワックスがけをするといつも、初めてグランドピアノが来たときの嬉しい気持ちがよみがえります。

 

あのときの嬉しさったらなくて、ピカピカのピアノの美しさに感動して、ずっと大事にしたいからと毎日拭いていたのが習慣になった、といった感じでしょうか。

 

 

元大リーガーのイチローはバットを大事に扱っていた、という話を聞いたことがあるのですが、やはり普段自分が使っているモノを大事にする、ということは、その人のそのモノへの姿勢の表れであり、それはパフォーマンスにも反映すると考えられます。

 

そういう意味でも、グランドピアノであろうと、アップライトであろうと、電子ピアノであろうと、丁寧に扱う、ということは大事かなと思います。

 

 

ワックスがけをするとホコリがつきにくくなるので、そういう意味でもやはりオススメですね。

ただ、ワックスの効果は数ヶ月ぐらいなようで、本当なら3,4ヶ月に1度か、半年に1度はやったほうがいいようです。

私の場合は、「あの」労力を思うと、どうしてもね、1年に1度になってしまうんだ。。

ごめんね(ピアノに)。

 

 

ワックスがけに限らず楽器の管理は大事です。

特に生のピアノの場合は、木が多く使われているので湿度管理も本当に大事。

除湿機は必須ですね。ただ冬場は湿度が低すぎても良くないので、湿度計を部屋に置いています。

(昨年は1年を通して湿度が高かったように感じました)

 

 

 

新年にご自分のピアノをきれいにして、新たな気持ちで今年も頑張りましょう♪