音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

心惹かれる演奏

こんばんは。

ようやく、はてなブログで星のつけ方がわかったフジカワです。。

簡単なんですね、星をつけるのは。

何ヶ月やっているんだよ、という感じですが(笑)

 

 

 

さて、先日の発表会で、いろいろな方の演奏を聴きましたが、

やはり、心惹かれる魅力的な演奏は、色彩が豊か。

 

音楽が立体的に聴こえてきて、さまざまな想像力をかきたてられます。

 

 

 

 

 

先日の発表会、全員の方を聴くことができなかったのですが、

そんな中でも特に印象に残った方がいらっしゃいます。

 

その方は、ラモーを演奏されました。

 

ひとつひとつの音を大事に、ピアノと音楽を大事にした演奏でした。

痛みや哀しみ、時にあたたかく思いやりの気持ちが感じられる音。

ただただピアノと音楽への愛が感じられる演奏でした。

 

たった一音でこんなに感動できるなんて!

 

もうずっと忘れられません。

あのような素晴しい演奏を聴けたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

その方はプロではなく、アマチュアのピアニストとして活動されているらしいのですが、

本当に心惹かれる演奏を目の前にしたときというのは、

もうプロとかアマチュアとか趣味とか、そして子どもも大人も関係ないですね。

そもそも、音楽の前ではそんなこと関係ないんですよね。

 

 

 

 

自分の中にあるピアノや音楽への思いを音で表現できるようになるためには、

やはり技術が必要です。

私も、少しでもそういった演奏に近づけるよう、

もっともっと奏法を勉強しつづけようと気持ちを新たにすることができました。

そういう意味でも、やはり発表会に参加して良かったです。

 

それに、「弾くこと」よりも「聴くこと」のほうが

やっぱり何倍も大事だし重要だなと改めて思いました。

どんなに弾けていても、聴いていなくては、と。

 

 

 

それにしても、後半の方々の演奏を聴けなかったのは今更ながら悔やまれます。

皆さん、音の質がもう本当に違う。

響きや空間の扱い方の次元が違うんですよね。。

なんか、皆さん、魔法使いです。

魔法のようなんですよ、音が。

 

 

なんで途中で帰ってしまったかって、

疲れて眠くなってきたから・・・^^;

 

やっぱり、疲労には勝てませんね。。

 

 

・・・頑張ります・・!!