音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

感謝の1年

2022年も、様々な学びと感謝に溢れた1年となりました。

 

自己受容」という言葉と概念を知り、少しずつ実践し続けていることで、長年苦しかったことから解放されました。

(自己肯定感は足枷にしかなりません)

お陰で心穏やかに、ささやかなことに幸せを感じられる毎日を送ることが出来ています。

 

日々起こるあらゆる出来事、自分自身の良いところもそうでないところも、すべてを受け容れると決めたことが大きいです。

 

「今」が一番幸せだと感じられる毎日を送りたいと思っていましたが、まさにそれが実現し、嬉しい限りです。

 

幸せとは、状態ではなく感情なのだと知ることが出来たことも大きいと思います。

 

本当の幸せとは、自分以外の外側から得るものではなく、自分の内側から感じるものなのだとわかったときは、本当に嬉しかったです。

 

人から見て成功しているかどうか、幸せかどうかよりも、どんな状況でも今自分が幸せを感じているかどうか、のほうが大事なんですね。

 

 

昔、留学先の練習室から撮ったものです。

 

 

 

 

生きていると様々なことが起こります。

そのほとんどが思い通りにならないことばかりです。

 

何が起こるかわからない未来に思いを馳せ不安になるよりも、「今この瞬間」を大事に生きよう。

「今」自分の目の前にいる人を大事にしよう。

 

そう決めました。

 

どんなに大事にしていても、失ってしまうことってあります。

後悔のない人生なんてなく、人間だから失敗もします。

上手くやっているつもりでも、上手くいかないこともある。

 

 

そんな未熟な自分と他人を許し、だからこそ「今この瞬間」を生きること。

 

これほど大事なことってあるでしょうか。

 

 

死ぬ間際までピアノを弾いていたいし、弾きたい曲は膨大です。

どんどん増えていきます。(悩ましい・・)

もしかしたら、弾きたい曲を弾けずに明日死ぬかもしれません。

出したいと思う音を出せずにピアノが弾けなくなるかもしれません。

 

 

人はいつどうなるかなんてわからないです。

「若いから」なんてことは関係ない。

 

だから、いつも「今」を大事に生きる。

 

「今」弾いている曲の、1音でもいいから美しい音で弾けるようにとピアノに向かうこと。

 

私にとっては大事なことです。

 

 

そして、いつも周りの人たちに支えられて今の自分がいるんだと、このことだけはこれからもいつも心に留めていたいです。

 

 

どんな出来事もすべては自分自身が成長するためにあるんだと思えば、全部が有り難いですね。

そして、この1年も健康で過ごせたことにも。

本当に、感謝の1年でした。

私と出会ってくれたすべての人に感謝します。

 

 

 

 

さて、来年は2月3月にお楽しみがあり、今からワクワクしています。

憧れのピアニストのリサイタルをいくつか聴きに行きますし、自分の発表会もあります。

今学んでいるピアニズムと同じ系統のピアニストたちの生演奏。

どんな響きを聴かせてくれるのだろう?

楽しみすぎます。

自分の演奏への良い刺激になればいいなとも思っています。

 

 

 

 

来年も引き続き変わらず、何気ない毎日を大事に生きたいです。

それでは皆さま、良いお年を^^