こんばんは。
以前、こんな記事を書きました。
トライしてみたでしょうか?
まだという人は、ぜひやってみてください。
さて、これは↑出発点にすぎません。
でもとても大事なことです。
まずはここから始まると思います。
そしてこの先を少し発展する必要がありますね。
ピアノは、弾いてすぐの立ち上がりの音を聴くだけでなく、
その後のものを耳で追うようにしていくと、
演奏される音楽が立体的になっていきます。
ここで、聴き方のポイント。
音と音の間を聴くようにしてみてください。
たとえば、「ド~レ~ミ~」とあったら、
「~」の部分を聴くようにする。
これは、速くて細かいパッセージであっても、です。
ひとつ注意なのが、鍵盤の下までしっかり弾いてしまうと、
硬い音になりがちなんですが、そうすると、この「~」の部分も少なくなってしまうのです。
だから、柔らかい音で弾くように耳を使って気をつける。
音は、目に見えないだけに、扱いが難しいところではありますが、
だからこそ、耳をよくすませて聴くというのは大事なことです。
上手な人ほど、自分の音をよくよく聴いています。
また、聴いてくれる人たちには自分の音がどのように聴こえるか?
ということまで想定して練習しています。
ピアノ演奏は、さまざまな奏法、スタイル、音色があります。
できるだけ生の演奏にたくさん触れて、
自分はどんな演奏が好きなのか、どんな音色に惹かれるのか、
それを自分で見つけて、そこを目指すのが、一番の上達につながると思います。
そして、その目標に向けて自分の耳を育てていく。
結局は、最終的に頼るのは自分の耳です。
そしてその耳が、ピアノを弾くための指や手を育てるのです。
ピアノは一日にして成らず、です。
決して焦らず、コツコツと続けることです。
次回は、練習の仕方について書きます。