音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

シューベルト=リスト『春の想い』

ここ2年ほど、シューベルトを弾いていました。

1年前からさらにリストを。

シューベルト=リストがどうやら合っているようです。

 

アヴェ・マリア』が最近になってようやく響きのバランスが良くなってきたので、

ひと段落。。

次に新しく弾く曲を探していたら見つけました。

シューベルトの歌曲『春の想い』(「春の信仰」とも)をリストがピアノ独奏用に編曲したもの。

 

まずは歌のほうで。

フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)による『春の想い』

youtu.be

 

 

ピアノ独奏用。トリフォノフによる『春の想い』

youtu.be

 

↑ こんなふうに、

みずみずしく爽やかに、春の陽射しや風を感じるような音色で弾きたい・・!

 

レッスンで見てもらう頃は春も終わっていそうだけど、

早速楽譜を買って練習に取りかかっています。

 

たった3ページの、50数小節ほどの短い曲だけど、心から大切に弾きたい。

弾きにくい箇所はわずかなので、頑張れそう。。

 

 

元は歌曲の編曲ものは、響きを聴きながら弾く良い練習にもなっているようです。

表現は歌手の方の演奏を参考にしたり、歌詞からイメージをしたり、

歌の声部と伴奏部分との響きのバランスを考えたり。

 

 

素敵な曲を見つけて嬉しい・・!

息抜き用にぴったりです^^