生きるということは、思い通りにならないことの連続なんだなと、最近よく思うようになりました。
子育ては、その最たるもののひとつはないでしょうか。
子どもを育てるということは、「人生とは思い通りにならないものなんだ」ということを改めて学ぶために人はするのかもしれません。
ピアノもそうですね。
思うように弾けないことばかりです。
でも、だからこそ面白いなと思って日々練習するわけです。
昨今は、操作主義といいますか、書店に行けばそういった内容の本がたくさん売られています。
私も過去関わっていた人で、褒めることで相手をコントロールしていた人がいましたが、そういうのを見ると何だか違和感を感じていました。
また、怒鳴ったりすることで人を支配しようとする場合もありますね。
このような人たちは、思い通りにならないことへの耐性が弱いのだと感じています。
それに、恐らく子ども時代に親や周りの大人たちから厳しく言われて育ったのだと考えられます。
これからますます、生きていくのが厳しい時代になっていくと思いますが、だからこそ思い通りにならないことへの耐性をつけておくことは本当に大事なことです。
そのためにも自分を受容することが大事なわけですが、「自己肯定感を高めよう」などと間違った認識を持ってしまう人が大勢いるので本当にオカシナ時代になったものだと感じています。
※自己肯定感と自己受容は真逆です。
人生とは、生きるとは、思い通りにならないことの連続なのだと「諦めて」、ありのままの自分を受容して地に足をつけて生きていきたいものです。