音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

読譜の秋🍂

だいぶ秋らしくなってきましたね^^(嬉しい)

秋といえば、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋・・・

皆さんはどれですか?

私は本が好きだから読書は一年中しているし、美術館も毎月のようにどこかへは行っています。

だから食欲の秋ですね✨

芋栗かぼちゃの季節だなぁと嬉しくって!

特に、私は断然芋ですね。そして次にかぼちゃ。

食べたいものがたくさんで、悩ましいです(笑)

 

 

 

最近、読の時間をつくっています。

仕事の合間に、わずかな時間でも楽譜を眺めているだけだったりするのですが、

これがもうめちゃくちゃ楽しい!!

 

本を読むように楽譜を読む

ただそれだけなのになんて豊かなんだろう!!

 

 

「ここはこんな音で弾きたいな」とか「お、ここはこんなに跳躍があるからこのくらいのエネルギーが必要かな?」とか・・・

 

 

頭の中で想像を巡らしたり膨らませたり。

楽譜を目の前にすると、早くピアノで音にしたいとウズウズ、ワクワク

(でもグッと我慢)

そして、実際に楽器を前にして音を出したときの喜びはひとしおで。。

 

 

 

 

多くのピアニストたちが、楽器を弾く練習以上に楽譜と向き合う時間を非常に大事にしているのが改めてよくわかりました。

 

 

 

読譜をすることによって、その作品とだけでなく作曲家と向き合い対話する時間。

どう弾こうかといろいろと思いや考えを巡らせる時間。

 

 

 

 

ピアノを弾くだけが練習ではないんですね。

 

 

指を動かすことよりも大事なのは、頭を動かすこと。

そのほうがピアノは上達します。

頭の中で音をどれだけ整理できているか、音楽を理解できているか、イメージが明確か・・・etc

 

 

 

 

この秋は、読譜の秋にしてみませんか?

 

たとえ譜読みが苦手でも、まずはボーッと眺めてみることから始めてもいいんです。

譜読みの力はそれこそ読書と同じで、だんだんと経験を積んでいくことによりついていくもの。

 

一日のうちまずは5分でもいい。(可能なら何分でも♪)

実際に楽器を弾く前に、楽譜と向き合う時間をつくってみてください。

すぐに結果は見えなくとも、少しずつ演奏に変化が出てくるはずです。

 

 

 

 

それでは

Schönes Wochenende!  (良い週末を!)