音楽に寄せて 

街のピアノ講師が日々思っていることを綴ります

お知らせ

こんにちは。

今日はお知らせをいくつか。

 

一つめ。

ブログ名を変えます。

 

ずっと変えたかったんです。

今のは仮で、でもなかなかいいのが思いつかなくて、

じっくりと考えている時間がなかったのでとりあえず、でした。

もしつけるなら、何か自分の好きな曲名からがいいなと思っていました。

 

でも。。

それがピアノ曲じゃないから(-_-)

 

主にピアノに関するブログなのに、ピアノ曲からとらないってどうなの?

と思っていましたが、思い入れのある曲なのでやはり使うことにしました。

 

 

生徒の1人から言われてたんですよね。

「(ブログ名が)ダサいですっ!」と。

・・・はっきり言ってくれるな~(笑)

生徒からこんなに言われてはね。

やっぱり、変えないとね。

 

 

 

というわけで、近いうちにブログ名変えます。

新しいブログ名は

 

「音楽に寄せて~」

 

「~」のところは、今までのブログ名の名前の部分を平仮名にします。

 

 

 

このタイトルを見てピンときた方もいると思いますが、

シューベルトの歌曲『An die Musik』(音楽に寄せて)をそのまま使うことにしました。

 

この曲名を何かのタイトルとして使っている人、たぶん結構います。

人気?

かぶるけど、まあいいです。

 

曲は、ショーバーという人(シューベルトの友人)の詩に、シューベルトが曲をつけたもの。

詩は、音楽への感謝の気持ちを謳っています。

 

 

ピアノや音楽に支えられて今もこうして続けられていること、

また、好きなピアノを通して出会った人たちへの感謝の気持ちを忘れないように。

 

私に、音楽をやることの原点を思い出させてくれるこの曲からやはりつけることにしました。

 

曲は、歌、ピアノ供に素朴ながらも深い感謝の気持ちが感動的に力強く歌われています。

音楽好きな人はもちろん、

音楽だけでなく自分にとって何か大切なものがある、という人にも共感できるものがあるのでは、と思います。

 

 

『An die Musik』の訳詞は以前、演奏会でプログラムに載せる際に訳したものをご紹介しておきます。

ごく普通の訳ですが、一応自分で訳しました。

 

An die Musik

 

Du holde Kunst, in wieviel grauen stunden,

Wo mich des Lebens wilder kreis umstrickt,

Hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden,

Hast mich in eine bessre Welt entrueckt.

 

 

Oft hat ein Seufzer,deiner Harf entflossen,

Ein suesser, heiliger Akkord von dir,

Den Himmel bessrer Zeiten mir erschlossen,

Du holde Kunst, ich danke dir dafuer.

 

 

音楽に寄せて

 

心優しい芸術よ、どれくらいの灰色の時間の中で、

私が人生の荒々しい環に丸め込まれているとき、

あなたは私の心に温かい愛の火をつけて

私をより良い世界に連れて去ってくれた。

 

たびたびあなたの竪琴から奏でられるため息が、

あなたからの甘く神聖な和音が、

より良いひとときの天国への扉を私に開いてくれた、

心優しい芸術よ、私はあなたに感謝する。

 

 

 

ウムラウトエスツェットの表記は2文字で代用しました。)

duを私はあえて「あなた」と訳しています。

よくあるduの訳は「きみ」とか「あんた」とか「おまえ」。

どれもピンとこなくて「あなた」と訳したのだと思います(当時)

今は「きみ」にしても良かったかもと思う。。

 

そして、音楽に対してduと呼びかけていることから、

音楽が、家族やごく親しい友人のような存在として呼びかけているのがわかります。

(duは親称です)

この訳は一例なので、詩に興味のある方はもっと良い訳のものを探されてみてください。

 

 

フリッツ・ヴンダーリヒ(ドイツのテノール歌手)の『An die Musik』をどうぞ。

 

youtu.be

 

 

偉大なリート歌手、デートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(ドイツのバリトン歌手)の歌声も。

ピアノはジェラルド・ムーア

youtu.be

(歌曲は男声で聴くことが多いです)

 

何度聴いても感動する、名曲です。

私の音楽人生に、これからもずっと寄り添ってくれる1曲なのだと思います。

 

 

 

 

お知らせの二つめ。

YouTubeのチャンネルを開設します。

昨年末から考えていて、今年の春以降には、と思っていました。

 

私はもともと、音楽の道を志したときから演奏よりも音楽教育への関心が強く、

留学もしましたがやはりピアノ教育でです。

なので、これは言い訳ですが、決して上手いわけではなく、

でもピアノが上手になりたいと思って今も学び続けている、という感じです。

自分としては趣味の要素が強いと思っています。

だからブログではいろいろ書いていますが、演奏の質にはそんなに期待しないでくださいね(笑)。

 

YouTubeで演奏を披露するなんて、

今まで考えたこともなかったのに、人生わからないものですね。

動画の編集の仕方は、こういうことに詳しい大学生の生徒さんにレクチャーしてもらいました。

丁寧に教えてくれて(笑)

ありがとう!

 

 

動画初投稿は、J.S.バッハカンタータをピアノ独奏用に編曲したものを。

あとは、ドビュッシーを1曲(時期は未定)、

9月にブラームスの小品を1曲、の予定。

今年はこんな感じです。

どれも親しみやすい選曲にしています。

 

余裕があればあと1曲何かをアップするかもしれませんが、しないかもしれませんし、

まったくの未定です。

 

更新はおそらくかなりゆっくりです。

ご興味があれば聴いていただけると嬉しいです。

 

 

お知らせの三つめ。

年内に生徒の募集を再開します。

 

有り難いことに時々「習いたいです」という声を頂いていて。

ただ私が現在バタバタしているので、オンラインのみ受け付けていました。

 

まだはっきりとした時期は未定ですが、

その頃にはもろもろのことが多少は落ち着いているかと。

一応プロフィール欄に連絡先をひっそりと載せているのですが、

お問い合わせフォームの設置の仕方が未だにわかっていなくて(汗)←こういうの、ホントに苦手です(^0^;)

こちらはまた改めてお知らせします。

 

 

 

 

ブログ名の変更は今月の29日です。

動画は編集が終わり次第。。

 

どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m